
サン電子の『第3惑星』の基板です。インベーダー基板なのに小さいなあというのと、CPUにZ80を使っているのが特徴でしょうか。サン電子の基板は『ルート16』に続く2枚目です。
電源、映像、音声と入力で合計3点のコネクタを使っていますが、今回はJAMMA化されていたので話が早いです。配線されず束ねられていた配線は2P分の入力でした。

映像は出ますが立ち上がっていません。ありがたいことにSRAMとDRAMがソケット化されているので、そこからチェックしてみます。そこで異常がなければ、この基板に使われているソケットは古いので、ソケット不良の可能性を疑います。
使われているMB8116NとMB8114NLをチェックするも問題なし。

ただMB8116Nを戻してみたところ症状が少し変わりました。

ソケットを交換した上で、脚をヤスリで磨いてみました…が症状は変わらず。次はZ80を見てみます。


Z80(24)のWAITがLOW固定です。ただDRAMの件もあるので、まずはソケット不良を疑います。


Z80を浮かせてみるとWAIT信号も来て色々と動いているようですが(34)=A4の信号が浮いています。ソケットも十分怪しいが、Z80も相当に怪しいです。

両方とも新品に変えました。ついでに2P分の配線も行い、ハーネスの長さも整えています。

あっさり起動しました。入力を確認すると、1P2P共にスタート、上下左右にショットボタンが効いたので、配線も大丈夫でしょう。

このゲームの目的は、宇宙船を操作して、上から来るインベーダー軍団から画面中央の地球=第三惑星を守るというものです。開始時に画面下部(写真だと左)に英語でメッセージが出ますが、これが非常に大事です。英語を読めない子供とかはどうしてたのだろう。


1回被弾すると右エンジンが破壊され、移動速度が落ちます。2回目はフェイザー砲が破損するのでショットも打てなくなります。

そうなると左下のBASEに戻って、自機を修理する必要があります。3連続で被弾すると自機が破壊され強制ゲームオーバーになるので、被弾したあとの帰り道も考えながら隕石を破壊して導線を作る必要があります。

ゲームオーバーになると中央の惑星が拡大表示されます。解像度も低いので、何となくPC-8001用ゲームのようです。

1面クリアまで確認しましたが、問題なさそうなので修理完了としました。レア基板として名前は知っていましたが、こうして動く姿を見られて良かったです。
【作業内容】
・ソケット交換
・Z80交換
・ハーネス手直し


















































































