ナムコ 『ギャラクシアン』(C)の修理

起動しない『ギャラクシアン』のコピー基板です。写真だと見切れてますが、左下にG.G.Iと印刷されていますので、以前直した『ムーンエイリアン パートII』と同じ基板でしょう。

写真を取り損ねましたが、一瞬「BAD RAM 3」と表示されます。これが立ち上がらない原因でしょう。

ミッドウェイ版『ギャラクシアン』のTROUBLE SHOOTING LOGIC BOARDを見ると、このエラーは4Hと5Hの2101というSRAM不良が原因とあります。

外してチェックすると予想通り不良品でした。2101Aは手元になかったので、発注して一旦お開き。

2101Aを交換したところクロスハッチまで行く、上手くいくとゲーム画面が出るがすぐにリセットが掛かる…といった症状です。サブボードを触ると症状が変化するので、サブボードの接触不良ではないかと思われます。

ソケットを交換し、サブボードを取り付けても安定しませんでした。サブボードのことを考えるより、サブボードの要らない運用を調べていきます。

回路図を見ると7Hは2364、7Kは2332、7Lは2316/2716とあります。サブボードに使われているプログラムROMは16Kが5個なので、最初の4つを64Kにまとめて7Hに挿す、残りの1個を7Lに挿せば動くはずです。

2764用に吸ったROMを結合します。2364と2764の配列の違いを見ると、2764のA12(2)を7D(5)、A11(23)を7D(3)、/CE(20)を8E(12)へ脚を浮かせてジャンパ。VCCは(1)(28)(27)(26)をまとめれば大丈夫なようです。

こうなりました。

念のためZ80のソケットも交換しておきます。

予想通り無事に立ち上がりました。

立ち上がりはするものの、衝撃を与えるとたまに再起動します。これで納品する訳にもいかないですし、プログラムROMとCPUのソケットにフラックスを塗って再ハンダしたところ安定しました。

8時間付けっぱなしにしても問題なかったのでこれで修理完了とします。

【作業内容】
・2101A交換
・ソケット交換
・2516×4のプログラムROMを2764にまとめた