カプコン 『1942』(C) の修理

手元の『1942』(C)を立ち上げたところ、写真のように一部スプライトの色が化けていました。具体的には敵戦闘機とPow、編隊撃破スコアの一部です。

スプライト周りをオシロで当たってみた結果、キャラROM16(N1)、17(N2)のデータ信号が浮いていました。

この2個のEPROMを吸い出してromidentを掛けるも、データベースと一致。そうなるとEPROMは正常動作品のはずです。

試しにこの2個のROMを外して立ち上げたらどうなるかと実験してみたら、最初の状態に加え自機とショットの色もおかしくなっていました。つまりこの2つのEPROMの接触が故障の要因であると考えられます。

ROM脚を磨いてソケットに刺し直すと色鮮やかな緑が戻ってきました。ROMの接触だけで直って良かったです。

【作業内容】
・キャラROM16、17の脚磨きと挿し直し